断食って必要？断食のメリット・デメリットを解説！リアルな体験談も♪

こんにちは、inikaです！
健康情報を集めているとよく目にする「断食」。
主に、ダイエットを真剣に考えている方へ向けられた健康本や情報が広まっていますね。

健康マニア(?)な私も、もちろん経験したことあります！
私は元々痩せているタイプなのでダイエットではなく、目的は肌や胃腸の不調を改善したくて、しっかり何ヶ月も断食をしていました。
断食から学んだことも多いので、記事の後半に体験談も語っていきますよ♪

それでは、いきましょう！

断食（ファスティング）の歴史

断食は、古代から現代に至るまで世界中で行われてきた習慣です。
宗教的な儀式や精神的な修行の一環として実践されており、特に仏教、イスラム教、ヒンドゥー教などの宗教では、断食を通じて精神を浄化し、自己を律する手段として尊重されています。
西洋でも、古代ギリシャの哲学者たちが健康維持や思考の明瞭化のために断食を実践していたことが知られています。

現代では、宗教的な背景を持たない「健康断食」が注目されており、特に身体をリセットし、健康や栄養バランスを改善するための方法としても人気ですね！本当に勧める声が多いなぁと感じます。
近年、断食の健康効果が科学的に研究され、オートファジーなどの生理的なメカニズムが明らかになり、さらに注目が集まっています。

16時間断食とは？

一番ブームとなっているのが16 時間断食ではないでしょうか？私も、16時間断食していました！

16時間断食とは？

16時間断食は、1日のうち16時間は断食し、残りの8時間に食事を摂るスタイルです。
この断食法は、比較的実践しやすく、健康や体重管理に有効とされています。
食事を制限することで、身体が脂肪を燃焼させる時間を確保し、オートファジーを促進するとされています。

オートファジーが活発になると、細胞がダメージを修復し、老廃物を排除するため、健康に良い影響を与えるとされています。
16時間断食は、消化器系を休め、体内のエネルギー効率を向上させ、身体の修復プロセスを活性化させるため、特に現代の忙しい生活に合った断食法として人気を高めています。

オートファジーとは？

オートファジーとは、細胞が自身の老廃物や損傷した部分を分解し、再利用するメカニズムを指します。
このプロセスは、身体の健康を保つために非常に重要で、細胞レベルでの浄化作用として機能します。
特に、断食やカロリー制限によってこのプロセスが活性化されることが知られており、身体が栄養不足の状態になると、細胞はエネルギーを確保するために自らをリサイクルします。

オートファジーが促進されることで、老化の遅延や病気の予防に寄与するとされ、健康的な細胞を維持するための自然なメンテナンス機能と言えます。
16時間断食や他の断食方法でオートファジーを活性化させることが、現代人の健康管理において注目されている理由の一つです。

一日断食とは？

一日断食は、その名の通り24時間にわたって食事を一切摂らない断食法です。
例えば、夕食を18時に摂った後、次の日の夕食18時まで何も食べないという形式です。
これは週に一度、または月に数回のペースで行うことが一般的で、短期間で身体のリセットを図る目的で実施されます。

一日断食は、体内の消化活動を一時的に止め、身体が溜め込んでいた脂肪を燃焼させる機会を作るため、ダイエット効果も期待できます。
また、体内の毒素を排出しやすくするデトックス効果や、オートファジーの促進が期待されるため、長期的な健康管理としても注目されています。
ただし、長期間の実施や無理な断食は栄養不足や健康リスクを引き起こす可能性があるため、適度な頻度での実践が重要です。

断食が向いている人・向いていない人の特徴

断食が向いている人の特徴

・食べている量が多いのに、運動を全然していない人
・明らかに「太っているな・・・」と感じる人
・ダイエット中の人
・不調が続いているけど、食事の量を変えたことがない人
・ずっと間食している人
・規則正しい食事ができない忙しい人
・身体をリセットしたいと考えている人

断食が向いている人の特徴として、「健康意識が高く、様子を見ながら断食ができそうな人」です。
あらゆる断食本や情報がありますが、100%同じ効果が実感できるとは限りません。

私は断食を経験し、効果は本当に個人差があると感じました。
断食を通じて食生活を見直せる方は、一度試してみるのをオススメします！

そして、簡単なことではありませんが、「食べ物への依存を減らしたい人」も断食を検討されてみるのも良いかもしれませんね。
多方面から「なぜ食べることに執着してしまうのか？」と問い、アプローチすることはとても大切で素晴らしいことだと、私は思います。
その一つのアプローチ方法として、断食が上手くいく可能性も考えられます。

断食が向いていない人の特徴

・明らかに痩せている人
・低血糖になりやすい人
・病気があり、症状を知る身近な人や主治医に相談せず、独断で断食を試そうとされている人
・栄養が不足しがちな人
・妊娠中、授乳中の女性
・月経の不足や不調がある女性
・激しい運動をしている人
・食事制限が精神的にストレスになる人

よく分からない不調があると、人気の断食って試したくなりますよね。私もそうでした。

また、何も不調がないのに「美容のために」断食をする方もいらっしゃいますが、
健康で何も不調がないのなら、すでにご自身に合った食事法ができている可能性が高いです。
すでに完璧なのかもしれません・・・！

断食は健康志向の方に人気があるため、運動もして断食もして・・・と、全てストイックに行うことは危険です！

私が実際に断食をしてどうなったか？

私の体型ですが、身長163cm体重44kg(すぐに39〜45kgあたりで変動する)というタイプです。
痩せている方なのですが、断食した理由は

・「病院で分からなかった肌の不調を治したかった」
・「胃腸も調子悪そう」
・「自分が食べ過ぎなのか、食べてなさ過ぎなのか分からない」
・「食べ物が自分の身体を攻撃しているのではないか？」
・「栄養を考えて食べているはずなのに、ずっと爪が割れているのを治したい」
という感じで、色々効果を実感してみたくなったのです。

16時間断食を試してみた

まずは、何かと話題な16時間断食をしてみました！
初めて断食をした人の口コミを見ると、「最初は辛い」というキーワードをよく見かけていたので覚悟していたのですが、
元々、健康のためならストイックなことを行えるタイプなので、16時間断食は問題なく続きました。
もちろんお腹は空きますので、「この空腹が快調につながるのかー！」と思いながら乗り切っていた時もあります！w

16時間断食を４ヶ月くらい続けていたと思います。
肝心の効果は・・・「肌も胃腸の不調も変わらなかった！」でした。
体重は大体43kgでした。

一日断食を試してみた

次に、一日断食を試してみました！
こちらは本当にハードです！肉体労働される方には絶対オススメできないです。w

「一日断食を行う日」と「普通に食べる日」を2週間くらい交互に行いました。
肝心の結果は・・・「肌の胃腸も何も変化なし」「フラフラで体が思うように動かない」「頭がボーッとする」「倒れないようになるべく動かない動作をするようなった」でした。
ただ不健康になっただけ！w
体重は39kgと痩せすぎました。

太っていないのに不調がある人へ、私が伝えたいこと

私は「16時間断食はあらゆる身体の不調が治るからオススメ！」と言っている本や情報をたくさん見てきました。
ですが、私のように当然、断食で身体の不調が治らない人もいます。
今現在、私は断食をしていませんし、今後も断食しません。
断食自体は悪いことではないのですが、私には合わないみたいです。

これから断食を試してみたい方は、4日間だけ16時間断食を試してみて様子を見る、からスタートしてみてください。
なぜ4日間かというと、私自身が食事法は4日間続けると何かしら（良くも悪くも）効果が出る経験をしてきたからです。

そして、体重も計ってみて、体重が減っているなら断食メニューのカロリーか量を増やして様子を見る、
もしくは、痩せすぎたら断食自体やめて他のアプローチ方法を探すことをオススメします！

私は専門家ではありませんが、体験したリアルな意見を皆様に届けたくてこのブログをしています。
一つの意見として、参考になれば幸いです♪

アーユルヴェーダの体質診断も参考になるかも

断食をとっくにやめていたある日、アーユルヴェーダのドーシャチェック（体質診断）について語っているご意見を見ました。
アーユルヴェーダで考える「体質」って、「元々なりやすい体質」と「状況でコロコロ変わる体質」の両方が混ざっているとのことでした。

そこで私が元々なりやすい体質を調べたら、「断食は向いていない」という結果が・・・！w

ですので、可能性の一つとしてアーユルヴェーダの体質診断に何かヒントがあるかもしれませんので、ご興味ある方は検索されてみてくださいね♪

まとめ

16時間断食や一日断食は、現代の健康管理において多くのメリットがあります。
断食を通じてオートファジーが活性化し、身体のリセットやデトックス効果が期待されますが、無理なく自分に合った方法を選ぶことが重要です。

ですが、断食はすべての人に適しているわけではなく、健康状態やライフスタイルに合わせて判断することが大切です。
また、アーユルヴェーダの知恵を活かすことで、より健やかになるヒントが見つかるかもしれません。