遅延型フードアレルギー検査の基礎知識と活用方法

こんにちは、inikaです!


皆様はアレルギー検査って受けたことありますか?
病院で受けられる一般的なアレルギー検査は、主に「即時型アレルギー検査」です。
今回は「即時型」ではなく、主にインターネットで申し込んで、自分で血液を採取して送る「遅延型」フードアレルギー検査のお話です!

私は2〜3年前に遅延型フードアレルギー検査を受けて、
検査結果の活用方法を誤ってかなり苦しんだ経験があります。

このブログを読んでくださっている皆様には苦しんでほしくないので、検査を受けた方も受けるか悩んでいる方も、一つの意見として是非参考にしてみてくださいね♪

それでは、いきましょう!

そもそも遅延型フードアレルギー検査って何?

遅延型フードアレルギー検査とは

遅延型フードアレルギー検査とは、特定の食べ物に対するアレルギー反応を確認するための検査です。
一般的にアレルギーと聞くと、食べた直後に発疹や呼吸困難などの急性反応を思い浮かべる人が多いですが、
遅延型アレルギーではそのような即時の症状が現れるわけではありません。

遅延型フードアレルギーの場合、食べ物を摂取してから数時間から数日後に、慢性的な体調不良や消化不良、頭痛、疲労感などなど、アレルギー反応の症状についてどんな症状が出るかは本当に人それぞれです!
これらの症状は、日常生活に支障をきたすものの、原因がわかりにくいため、見逃されることが多いです。
そのため、遅延型フードアレルギー検査は、何が体に合わない食べ物なのかを特定するために役立つ可能性があります。

私はインターネットで申し込んで、検査キットを使って自分で血液採取をして検査先に送る検査を受けたことがあります。
費用はなんと、約38,000円〜!高すぎ!!w 保険が効かないのでね。
「遅延型フードアレルギー検査」で検索すると出てきます!

私が実際に受けた遅延型フードアレルギー検査キットはインターネットで購入できます!

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即時型アレルギーとの違い

即時型アレルギーは、特定の食べ物や物質に対して、免疫システムが過剰に反応し、摂取後すぐに症状が現れるタイプのアレルギーです。例えば、口のかゆみや喉の腫れ、アナフィラキシーショックなど、命に関わることもあります。

私は皮膚科でアレルギー検査(病院で受けられるのは大体、即時型)を受けたことがあります。費用は5,000円程度で、食べ物以外にハウスダストなどの項目もありました。

少しだけ専門的な話をすると、
遅延型アレルギーは、主にIgG抗体が関与しているとされ、
即時型アレルギーは、IgE抗体が関与しています。
この違いにより、反応の現れ方や対処法が異なるのです。

遅延型フードアレルギー検査はずっと賛否両論

遅延型フードアレルギー検査は、色んな意見があってずっと賛否が分かれる検査でもあります。

まず、賛成派の意見としては、日常的に原因不明の不調に悩まされている人にとって、検査が非常に有益であるという点が挙げられます。
遅延型アレルギーが関係している可能性がある食べ物を特定できれば、それを避けることで健康状態が改善することもあります。

一方、反対派の意見としては、遅延型アレルギー検査の信頼性や有効性に疑問を持つ専門家が多い点が挙げられます。
IgG抗体の増加が必ずしもアレルギー反応を意味するわけではないため、検査結果だけに基づいて食べ物を制限することは危険だという意見もあります。
また、検査自体が高額であることから、費用対効果に疑問を持つ人も少なくありません。

私がとある病院のお医者さんに、遅延型フードアレルギー検査の話をしたら、その存在すら知りませんでした。
「病院で受けられる検査は全て厳しい検査をいくつも通っている。インターネットで申し込んで受けられる検査なんて怪しい!」と辛辣で懐疑的でしたw

遅延型フードアレルギー検査を受けない方がいい人の4つの特徴

まだ遅延型フードアレルギー検査を受けていない方、ここ重要です!

個人的に、遅延型フードアレルギー検査は、すべての人に適している訳ではないな、と思います。
以下の特徴に当てはまる人は、慎重に検討するか、他のアレルギー検査や信頼できる身近な人、医師のアドバイスを優先した方がよいでしょう。

検査結果を気にする、不安になりやすい人

一番はここです。微量でもアレルギー反応があった食べ物は、食べるのがとにかく怖くなりました。
私の場合、身近に遅延型フードアレルギー検査を受けている人が一人もいなかったので、インターネットの情報を頼りにするしかなく、不安も大きかったです。
当時、遅延型フードアレルギー検査を受けた方の感想をインターネットで検索したら「受けるんじゃなかった」「食べるのが怖い」「何食べたらいいの?」というキーワードはいくつも目にしました。

決して、遅延型フードアレルギー検査自体が悪いのではないです。
ただ、検査結果を気にする、不安になりやすい方は慎重にご検討の上、受けるか判断されてみてくださいね!

明らかな即時型アレルギーを持っている人

例えば、「特定の食べ物を食べたら必ず湿疹が出る」など、明らかにすぐ身体の症状が出る場合は、
遅延型フードアレルギー検査よりも、即時型アレルギー検査が優先されるべきです。
「不調が続くけど原因が分からない」という方は、可能性の一つとして「原因は食べ物かもしれない=遅延型フードアレルギー検査を受けるか検討してみる」と考えてみるのがオススメです。

体調不良の原因が、食べ物以外に思い当たる節がある人

働き過ぎやストレス、睡眠不足など、心身に負荷をかけていることってありますか?
他にも、明らかに食べている量に対して運動をサボっていますか?

体調不良の原因が食生活以外に思い当たる方は、遅延型フードアレルギー検査を受けるのはもう少し考えてみましょう。なぜなら、次に挙げる検査費用の点です。

費用対効果を重視する人

遅延型フードアレルギー検査の検査費用は、約38,000円〜と高額なのです!
保険が効かないと、検査ってこんなに高いのですねぇ。検査項目を増やすほど、どんどん値段は上がっていきます。

しかも、検査が高額でありながら、検査結果が必ずしも正確ではない可能性があります。
費用対効果に納得できない場合は、慎重に判断すべきです。

私が遅延型フードアレルギー検査を受けて苦しんだこと

まずは検査結果の原本を見せたいところなのですが、、、もうとっくの前にビリビリに破って捨ててしまったのですw
お見せできず、申し訳ありません。
なので、ここではイラストとともにどんな検査結果をもらえるのか解説していきますね!

遅延型フードアレルギー検査結果の見方

まだ見た事ないよ、という方は、「遅延型フードアレルギー検査」で画像検索しながら、あわせて読んでみてくださいね。

↑上記のように、「牛肉」「豚肉」以外に「グルテン」「バナナ」などなど検査された食品項目がたくさんあって、棒グラフでどのくらいアレルギー反応があったかを示す検査結果をもらえます。
イラスト画像のように、数字は3〜6、色では黄色〜オレンジ色まで棒グラフが伸びていたら「アレルギー反応がありますよ」という見方となります。
イラスト画像では「牛肉は2なので問題ない」「豚肉は6なのでアレルギー」という感じですね!

私の場合、検査結果は散々だった・・・

まず、私が遅延型フードアレルギー検査を受けるきっかけとなったのは、重度の肌荒れです。
元々、お肌はキレイな方だったのにある日悲劇が起きて急に重度の肌荒れに悩まされることになりました。
皮膚科には5ヶ所通いましたが何も解決せず、「風邪でも引いているの?」と言われるほど免疫力が下がっている状態でした。

そこで色々調べてたどり着いたのが、遅延型フードアレルギー検査です。

検査結果は散々で、「グルテン・麦系」「乳製品」「卵」「米」「じゃがいも」「一部の調味料、魚、フルーツ、野菜、ナッツ」といった感じで、アレルギー反応だらけでした。

検査結果と共に送られてきたマニュアルには「アレルギー反応があったものをまずは食事から排除して、しばらく経ってから一つの食品項目から再度食べて様子を見ていきましょう」と言ったことが書かれていたので、
私はマニュアルを信じてとりあえずアレルギー反応のあった食品全てを排除して食生活を見直してみました。
するとどうなったかと言うと・・・

・主に野菜、フルーツ、肉、魚だけ食べるようになって4日後、重度の肌荒れが中度の肌荒れに改善された
・炭水化物をほぼ食べられないので1ヶ月で5キロ減少し、フラフラで何度も倒れかけた
・便がウサギのようにコロコロでひどい便秘状態
・厳しすぎる食事制限で栄養不足だし、ストレスが増えた
食べるのが怖い、結局肌荒れが治らず泣いてばかり

散々でしょう?w

私も極端なことをしてしまったと反省しましたが、
未だに「アレルギー反応があったものをまずは食事から排除しましょう」と言うご意見があるので、
それは絶対に慎重に考えてほしくて今回のブログを書いています!

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遅延型フードアレルギー検査結果の活用方法

遅延型フードアレルギー検査の結果が出た場合、それをどのように活用するかが大切です。

検査結果をどう捉えるべきか

まず、遅延型フードアレルギー検査結果に記載された食べ物がすぐにアレルギーを引き起こすとは限りません。
IgG抗体の数値が高いからといって、その食べ物を完全に排除するのではなく、少しずつ食べる量や頻度を減らして、体調の変化を観察することオススメします。

また、検査結果はあくまで一つの目安であり、絶対的な診断ではありません。
検査結果に過度に依存せず、食事を極端に制限してしまうと、栄養バランスが崩れる恐れもあります。

私が感じる、遅延型フードアレルギー検査の最大の問題点

遅延型フードアレルギー検査は、頻繁に食べているもの=遅延型アレルギーの反応が出やすいという問題点があります!

別の言い方をすると、
「長い期間食べていない食品がアレルギーだとしても、検査にひっかからないことがある」
例えば、メロンを1年食べていない状態で検査を受けて、検査結果もメロンは正常だったから食べてみたら心身に不調が現れた。といった感じです。

逆もまた然りです。
例えば、バナナが大好きで毎日2本食べている状態で検査を受けて、検査結果がバナナはアレルギー反応ありだとしても、アレルギーじゃないケースがよくあります。

私もそうです!
アレルギー反応が強く出ていた「グルテン・麦系」「乳製品」「卵」「米」「じゃがいも」「一部の調味料、魚、フルーツ、野菜、ナッツ」、これらは不調が治っていない時でも普通に食べられることが分かりました。
食べても食べなくても不調は変わらない、ということが毎日記録して判明しました。

もちろん、アレルギー検査結果のトラウマはあるので、食べ過ぎないようになりましたが。w

私も実際にしてきた、検査結果の活用方法

たくさんの食品項目にアレルギー反応があるほど、体内のどこかが不調を訴えています。
「心も大事だけど、まずは身体に不調を治すアプローチをしていこう!」と、ここがハッキリする点では検査を受けるメリットはあります。ただ、「体内に不調があるのか調べるために約38,000円も支払うべきか?」という問題点もあります。

↓私も実際にしてきた、アレルギー反応が多かった場合の活用方法例↓

・品質の良いものを選ぶ。単純に添加物や農薬などの反応があるかもしれないので。
・頻繁に食べている特定の食品があるなら減らして、不調が改善するか日々確認する
・最もアレルギー反応が高かったものを食べた日は、数日間は不調が実際に現れているのか記録する
・運動する。これは本当に重要です。代謝が上がる、便が出るようになるだけで調子が良くなることもある


言い方を変えると、アレルギー反応がほとんどなかった方は、「身体も大事だけど、まずは心のケアをしていこう!」と方向性を定めてみるのも良いかもしれません。

↓アレルギー反応が少なかった場合の活用方法例(こちらも私は日々実践していますよ♪)↓

・瞑想する。瞑想はまた別の記事で語りたいのですが、例えば、単純に目を閉じて数を数えることだけに集中するだけでOKです。
・内観する、セルフラブ。例えば、「あ、私は今怒っているんだな」と心の声を聞いて気付いてあげる、だけでもいいので少し時間を取ってみてください^^
・トラウマとショックを癒せるかまずは考えてみてください。「まだ癒したくない」ときもありますからね。
私もそうです。簡単なことではないので、「私はもう癒していけそう?」と考えてみてください。癒せるところから、癒す方法を見つけてアプローチしてみる

私の経験則から言えることは、結局のところ
「心の不調が身体の不調につながってアレルギーのような症状が出る」こともありますし、
「食品が心に負荷をかけて原因不明の不調になっている」こともあります。

まとめ

いかがでしたか?

遅延型フードアレルギー検査は、体に合わない食べ物を特定するための一つの手段として注目されています。
しかし、その信頼性や費用、結果の解釈には慎重さが求められます。

特に、すぐに症状が出る即時型アレルギーとは異なり、遅延型アレルギーは症状が曖昧で、原因を特定するのが難しいため、検査結果だけでなく、日常生活の中での観察も重要です。
検査を受ける際は、自分の体調や生活習慣、費用対効果を考慮し、適切な判断をしましょう。

今回もアツく語ってしまいましたw
皆様がより快調になりますように!

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