塩の基礎知識を徹底解説!精製塩と天然塩の違いって?

こんにちは、inikaです!

普段、当たり前のように摂っている塩。皆様はお気に入りの塩ってありますか?

私は毎日、しっかり塩を摂っています!塩って調べれば調べるほど一言では言い表せない存在です。
私自身、何も塩について知らなかった当時、調べるほど「塩について何にも知らなかった・・・」と感じたものです。


今回はまず、塩の基礎知識について私がリサーチしたネット上と読んだ本の情報を要約しました♪

inika

塩について語りたいことが多すぎる・・・
ということで、今回は塩の基礎知識編です!

そして、塩を理解して摂るようになって私が感じることも交えて、読者の皆様に知っていただきたいことをシェアします♪

それではいきましょう!

そもそも塩とは何か

塩は私たちの生活に欠かせない調味料の一つで、料理の風味を引き立てるだけでなく、健康にも深い影響を与える成分です。
塩の主成分は「塩化ナトリウム(NaCl)」で、これは人間の体内で電解質として働き、神経伝達や筋肉の収縮などの重要な役割を果たしています。

塩が不足すると、体内のナトリウムバランスが崩れ、健康に悪影響を及ぼすことがあります。しかし、過剰摂取もまた高血圧や心疾患のリスクを高めるため、適度な摂取が求められます。

塩には大きく分けて「精製塩」と「天然塩」があります。この二つの種類は、その製造方法や栄養価、体への影響において異なる特性を持っています。

精製塩と天然塩って全然違うんです!

精製塩と天然塩の違い

精製塩と天然塩は見た目が似ていても、その製造方法や成分が大きく異なります。

精製塩
精製塩は、工業的に製造される塩で、主に塩化ナトリウム(NaCl)が99%含まれています。
この塩は、天然の塩(海水や岩塩など)を加工して作られ、その過程で他のミネラルや不純物が除去されます。
精製塩は保存性が高く、価格も安いため、一般的に家庭や飲食業で広く使われています。

天然塩
天然塩は、海水や岩塩を採取し、ほとんど加工を加えずに作られる塩です。
塩化ナトリウム以外にも、マグネシウムやカリウム、カルシウムなどのミネラルが豊富に含まれており、栄養価が高いのが特徴です。
これらのミネラルは、私たちの健康に良い影響を与えることが多く、バランスの取れた塩として注目されています。

味も全然違います!
精製塩は「しょっぱい!」と刺激的な塩辛さ。
天然塩は「まろやか!」とトゲトゲしていない甘さも感じる塩辛さです。

工業的に作られた精製塩の歴史や成分、製造工程

精製塩の歴史は、19世紀の産業革命にさかのぼります。産業が発展する中で、大量生産が可能な精製塩が開発され、安価で長期保存できる塩として広く普及しました。

製造工程では、まず海水や岩塩を溶かし、塩分を取り出します。その後、高温で水分を蒸発させたり、化学処理を施して純度の高い塩化ナトリウムを抽出します。この過程で不純物やミネラルがほとんど除去され、最終的には99%以上が塩化ナトリウムとなった精製塩が完成します。精製塩は白く細かい粒状で、食品以外にも医療や工業の分野でも多く利用されています。

例えば、水道水を消毒する薬品の原料になったり、アルミ製品やガラス製品を作る上で塩が使用されたり・・・。

実は「食べる以外」=工業用に塩がたくさん使用されています!

精製塩の何が人体に悪影響を及ぼすのか

精製塩の最大の問題点は、ナトリウムだけに特化した構成です。
精製塩は栄養素がほとんどなく、ナトリウムの摂取量が過剰になりやすい傾向があります。過剰なナトリウムの摂取は、高血圧や心疾患、腎臓疾患のリスクを増大させることが知られています。

昔から「塩の摂り過ぎは高血圧になる」と言われてきましたが、
あれってカリウムが失われた精製塩のことなんです・・・。
栄養面についてはまた別の記事でお伝えしますね♪

精製塩と自然塩メリット・デメリット

精製塩のメリット・デメリット

メリット

  1. 純度が高く、長期間保存できるため、家庭や工業用途で使いやすい
  2. 価格が安価で、どこでも手に入れやすい
  3. 不純物が少ないため、味が一定で安定した風味を保つ

デメリット

  1. 栄養価が低く、健康に必要なミネラルがほとんど含まれていない
  2. ナトリウムの過剰摂取が、健康に悪影響を与える可能性がある
  3. 添加物が含まれている場合があり、長期的に摂取すると健康への影響が懸念される

天然塩のメリット・デメリット

メリット

  1. ミネラルが豊富で、栄養バランスが良いため、健康に良い影響を与える
  2. 自然な風味や香りが残っており、料理の味わいが深まる
  3. 加工が少なく、化学物質を含まないため、安心して摂取できる

デメリット

  1. 精製塩に比べて価格が高くなる傾向がある
  2. 保存性が低く、湿気を吸いやすいため固まりやすい
  3. ミネラルが多く含まれているため、味が濃く感じることがあり、料理によっては好みが分かれるかも

本当に天然塩って美味しいんです。
天然塩の味に慣れてくると、精製塩が使われているケースが多い安い加工品やスーパーの惣菜の味がかなり塩辛く感じるようになります。

海塩と岩塩の違い

天然塩の中でも「海塩」と「岩塩」は、採取方法や成分が異なります。

海塩
海塩は、海水を蒸発させて得られる塩です。
ミネラルが豊富に含まれており、マグネシウムやカルシウム、カリウムなども多く含まれています。
海塩は風味が柔らかく、さまざまな料理に使われます。特に、料理にコクを与える効果があり、塩味だけでなくミネラルがもたらす微妙な風味を楽しむことができます。

岩塩
岩塩は、地中に埋もれた古代の塩湖や海が干上がった後に形成された塩鉱床から採掘されます。
長い年月を経て結晶化した塩で、加工が少ないため自然のミネラルがそのまま残っていますが、カリウムはほとんど含まれていません。
岩塩は結晶が大きく、噛んだときにカリッとした食感が楽しめます。

海塩と岩塩の違いについては以下で詳しく解説しています♪まだ読んでいない方はチェックしてみてくださいね!

まとめ

塩は私たちの健康と日常生活に欠かせない重要な成分です。
精製塩は純度が高く保存性に優れている一方で、栄養価が低く、ナトリウム過剰摂取のリスクがあります。
一方、天然塩はミネラルが豊富で、健康をサポートする面があるものの、価格が高く保存性に欠ける場合があります。

また、海塩や岩塩といった異なる種類の天然塩もそれぞれ特有のメリットを持っています。
どの塩を選ぶかは、健康への配慮や料理の用途に応じて選ぶのがおすすめ!
栄養バランスを考え、健康を守るために、塩の種類や摂取量に気を配ることが大切です。

いかがでしたか?
この記事を読むと、塩の基礎知識について身についたハズです♪

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